グッテレシピ

2024年2月11日

グッテレシピ閲覧ランキング 主食(丼・麺類・パン類)レシピ編☆

監修者:宮﨑 拓郎(米国登録栄養士)
執筆者:井本 かおり(管理栄養士)
管理栄養士
かおりさん

グッテレシピ管理栄養士のKaoriです!
昨年11月26日にグッテレシピはプレオープンより1周年を迎えました。

「グッテレシピ」は、潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)・過敏性腸症候群(IBS)患者さまをはじめとしたお腹に不安を抱える方からご提供いただいたレシピを集めたレシピサイトです。

グッテレシピとは・・・・

  • 同じような食の悩みを抱えている方のレシピを300以上紹介
  • レシピを提供いただいた方の作られた想いを共有できる
  • 弊社管理栄養士の栄養計算と一言コメントを併せて掲載することで、日々の食事へのお悩みに寄り添える

レシピサイトです。

管理栄養士
かおりさん

300以上のレシピが掲載されているのは、ひとえにご提供いただいた患者さまのおかげです。本当にありがとうございました。

今回の特集では「グッテレシピ」の中から、2023年に人気だったレシピを今回は「主食」の中で上位のレシピをご紹介します☆

※ 集計期間:2022年11月26日~2023年11月26日
※「主食」とは米、もち、パン、うどん、そば、スパゲティーなど、炭水化物を主成分とするエネルギー源となるものです。


★ 主食ランキングベスト10 ★

レシピ名提供者名疾患名
1ナポリタン(ピーマン無し)がーすけさん潰瘍性大腸炎
2ノンオイルDEオムライスリノさん潰瘍性大腸炎
3低脂質卵サンド吉野こまちさんクローン病
4常備食材の炊き込み御飯無い知識絞って考えたレシピさん過敏性腸症候群
5低脂質シチューご飯はるさんクローン病
6天津飯がーすけさん潰瘍性大腸炎
7包丁不要のふわふわ卵丼はゆこさん過敏性腸症候群
8照り焼きチキンバーガーなちさんクローン病
9焼きうどんりょうUCさん潰瘍性大腸炎
10マグロとろろ丼吉野こまちさんクローン病

主食レシピの特徴

主食レシピは炭水化物だけでなく、タンパク質や脂質の供給源である魚、肉、卵、大豆製品や、ビタミン、ミネラルの供給源である野菜やキノコ類も一緒に食べることができます。
また短時間で調理できることが多く、短い調理時間で色々な食品を摂りたい時や、食欲が落ちているときにお勧めのレシピです。

しかしあまり噛まずに飲み込みやすい食事が多いため、特に潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)、過敏性腸症候群(IBS)の方はゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう
また丼や麺類はしっかりとした味つけのため、下記の図のとおり塩分を多く摂りやすい傾向にあります。

主食の食塩相当量

献立名1人前量食塩相当量
白ご飯お茶碗1杯(150g)0g
牛丼すき家並盛2.5g
まぐろたたき丼すき家並盛1.8g
うな丼すき家並盛2.1g
カレーライスすき家並盛5.2g
五目ご飯お茶碗1杯(150g)1.3g
ちらし寿司お茶碗1杯(150g)1.1g
親子丼1人前3.0g
かけうどん1人前5.9g
かけそば1人前5.2g
しょうゆラーメン1人前7.3g
ミートソーススパゲティ1人前4.8g

参照)すき家栄養成分一覧表
エネルギー早わかり第4版(女子栄養大学出版部)

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食塩相当量の目標量は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満と設定されています。なお、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量の量は、男女とも6.0g/日未満とされています。
塩分が気になる方は、丼や麺類は食べる回数や、一緒に食べる副菜や汁ものを塩分の少ないもので調整をし、麺類は汁を残すようにします。

塩分が気になる時の副菜の選び方

管理栄養士
かおりさん

グッテレシピから丼や麺類を食べる時に組み合わせたい副菜を2点ご紹介します。

グッテレシピには「減塩」タグをクリックすると、食塩相当量が主食・主菜は2.0g以下、副菜は1.0g以下のレシピに絞って検索する機能があります。
減塩を意識されている方はこちらの検索機能もご覧くださいね。

グッテレシピからお知らせ

グッテレシピでは引き続きご提供していただけるレシピを募集しています。
いつもご家庭で作っているレシピ、イベント時のレシピなどぜひご提供ください。
細かな量が分からない、作り方を書くことが難しい場合はグッテ管理栄養士でフォローする事も可能です。
下記のフォームもしくは、SNSのDMにてご連絡ください。ご提供お待ちしています。

⬇︎

監修者

宮﨑 拓郎
米国登録栄養士|公衆衛士学修士

Academy of Nutrition and Dietetics (米国栄養士会)所属 Registered Dietitian (登録栄養士)。ミシガン大学日本研究センター連携研究員。アメリカミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。大学病院等での勤務を経て米国登録栄養士取得。同大学病院消化器内科で臨床試験コーディネーターとして低FODMAP食の研究等に従事。帰国後コロンビア大学監修クリニックなどで保険適応外栄養プログラム立ち上げ、食事指導などに従事。講談社より「潰瘍性大腸炎・クローン病の今すぐ使える安心レシピ 科学的根拠にもとづく、症状に応じた食事と栄養」などを共著にて出版。ニュートリションケアなど管理栄養士向けの執筆多数。

執筆者

井本かおり
管理栄養士|日本栄養士会食
物アレルギー分野管理栄養士

管理栄養士として、病院、行政(学校給食)、こども園で主に献立作成、栄養指導、食育などに従事。家では過敏性腸症候群(IBS)の息子と一緒に低FODMAP食事療法を実践中。忙しい時にでも簡単においしく出来るレシピが得意です。

PAGE TOP