グッテレシピ閲覧ランキング スープ、汁物編(野菜、肉類、魚介類、大豆製品など)☆

監修者:宮﨑 拓郎(米国登録栄養士)
執筆者:福多 小夏(管理栄養士)

恒例となってきた、この「グッテレシピ閲覧ランキング」も4回目になりました。今回は「スープ、汁物」編です。スープや汁物は体温を上げるだけでなく、満腹感を得やすく、さらに具だくさんにすると減塩の効果もあります。
どんなスープや汁物がランクインしているのか、早速見ていきましょう!

※集計期間:2022年11月26日~2023年11月26日
※「スープ」は野菜や魚介類、肉類などからだしを取った洋風の汁物とします。「汁物」はみそ汁など、主に和風のだしを使用したものを指すこととします。

スープ、汁物ランキングベスト10

レシピ名提供者名疾患名
1意外な組み合わせ?
かぼちゃと高野豆腐のみそ汁
リノさん潰瘍性大腸炎
2エビの水餃子abqさんクローン病
3低FODMAPのミネストローネ@mine_ibsさんIBS混合型
4タッカンマリvataさんクローン病
5かぼちゃのポタージュ嫁ちゃんさんクローン病
6しんじょう汁makigonsさんクローン病
7鶏団子のポトフはるさんクローン病
8あさりとベーコンのスープパスタがーすけさん潰瘍性大腸炎
9野菜のトマト煮患者1さんクローン病
10豆乳みぞれみそ汁きくこ@UCさん潰瘍性大腸炎

和風から洋風まで幅広くランクインしています。高野豆腐、鶏ひき肉、たらやあさりなどたんぱく質の供給になる食材が含まれているレシピが目立ちます。副菜として数えられるような一品です。

管理栄養士
なっちゃん

献立に加えることで栄養バランスがうまく取れそうですね。

スープ、汁物の役割について

スープや汁物には大事な役割があります。例えば以下のようなことが挙げられます。

  • 体温を上げる

温かいスープや汁物は体温を上げ、体を温めてくれます。特に体温が下がっている朝に摂ることで、体を元気に動かしやすくするためにも効果的です。

管理栄養士
なっちゃん

冬など寒い時期には、温かいスープでほっこりできますね。

  • 食欲増進

夏などの暑い時期には冷たいスープで食欲増進を促します。

  • 水分補給

1日に必要な水分を摂ることに役立っています。

  • ミネラルなどの栄養補給

塩分や水に溶ける水溶性食物繊維や水溶性ビタミンを汁ごと飲むことで補うことができます。体調が悪いときや、風邪を引いたときは汁を飲むだけでも、汗などで失われた塩分(ミネラル)の補給になります。

  • 野菜の摂取

加熱することでかさが減り、生で食べるよりも量をたくさん摂ることができます。

おいしい汁物を作るポイント

おいしい汁物を作るポイントは、だしと具材の組み合わせです。

動物性の食材と植物性の食材を組み合わせることで、うま味が増しおいしくなります。

動物性に含まれるうま味成分のイノシン酸と、植物性に含まれるうま味成分のグルタミン酸やグアニル酸が組み合わさると「うま味の相乗効果」と呼ばれ、うま味を強く感じることができると言われています。*1

おいしい組み合わせの参考例

だし具材
昆布、干し椎茸(植物性肉類、魚介類、卵など(動物性
かつお、煮干し(動物性野菜(トマト、セロリ、玉ねぎ、長ネギ、生姜など)、大豆製品など(植物性
昆布や干し椎茸+かつおまたは煮干し動物性植物性どちらも◎

※注意点
過敏性腸症候群(IBS)で、低FODMAP(フォドマップ)食を実践中の方はかつおやいりこだしなど低FODMAPのものを選びましょう。

管理栄養士
なっちゃん

いろいろな組み合わせを試してお気に入りの一杯を見つけてみてください。

参考
*1 国立がん研究センター 東病院
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/CHEER/point/030/index.html

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監修者

宮﨑 拓郎
米国登録栄養士|公衆衛士学修士

Academy of Nutrition and Dietetics (米国栄養士会)所属 Registered Dietitian (登録栄養士)。ミシガン大学日本研究センター連携研究員。アメリカミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。大学病院等での勤務を経て米国登録栄養士取得。同大学病院消化器内科で臨床試験コーディネーターとして低FODMAP食の研究等に従事。帰国後コロンビア大学監修クリニックなどで保険適応外栄養プログラム立ち上げ、食事指導などに従事。講談社より「潰瘍性大腸炎・クローン病の今すぐ使える安心レシピ 科学的根拠にもとづく、症状に応じた食事と栄養」などを共著にて出版。ニュートリションケアなど管理栄養士向けの執筆多数。

執筆者

福多 小夏
管理栄養士  

元病院管理栄養士。急性期病院に勤務し入院患者さんの栄養管理や主に生活習慣病患者さんへの栄養指導に従事し1人体制の栄養科で病院内を毎日駆け回る。子供の妊娠を経て夫の海外赴任のタイミングで病院を退職し子育てを経てグッテでの勤務を開始。親しみやすく、寄り添えるような管理栄養士になれるよう努めていきたいです。中学生と小学生の子どもを持ち、フレンチブルドッグをこよなく愛する2児の母です。