クリスマス実体験レポ
~ 低脂質なケーキレシピと体調に合わせた選び方のポイント ~
執筆者:福多 小夏(管理栄養士)
先週のクリスマス特集から早1週間、みなさんいかがお過ごしですか(^^)体調良く過ごされてる方もいれば、もしかしたらそうでない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は!リノさんから『今だから笑って話せるクリスマスにあった本当の話』をご紹介!気持ちを切り替えてたくましくクリスマスを過ごされた体験談に、きっとみなさん元気をもらえるはず♪
患者さんが考案された『クリスマスケーキ』の紹介やレシピを選ぶポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にして、低脂質の楽しいクリスマスをお過ごしください⭐︎
それでははじまりはじまり〜♪
こんにちは!いよいよ週末はクリスマスですね~娘さんへのプレゼントはもう準備できました?
ええ(^^)先日娘に「周りの友達は『サンタさんは親だ』と言っている」と言われ、ドキッとしました。それに対して娘は反論したそうです。「信じてる人のところにしかサンタさんは来ないもんね~」と、その場をやり過ごしました( ̄ー ̄)
僕も昔お母さんに言ったな~。栄養に詳しいなっちゃんも、普段は優しいお母さんなんだな(^^)
ふふふ、サンタさん。
そういえば、カイ君もいるので、今だからクスッと笑えるリアルなクリスマス体験談聞いてもらっていいですか?
え!嬉しい(^^) リノさん聞かせて!聞かせて!
リノさん体験談『今だから笑って話せるクリスマスにあった本当の話』
5年前、潰瘍性大腸炎と診断されたのは夏だったのですが、その年のクリスマスの少し前に出血が増えてしまい、まさかのクリスマスに大腸カメラになってしまいました。
前日は検査食で楽しめず、当日も終わるまで絶食ですが消化にいいものしか食べられないのでショック( ;∀;)でも、クリスマスイブイブを楽しもう♪と気持ちを切り替えました。
何にしようか迷いましたが、セブンイレブンのサラダチキンと自分で作った豆乳スープ(クリームシチュー風)にしました。
サラダチキンを切らずに丸ごとかぶりつきで食べると、クリスマスのチキンを食べた気分が味わえるんじゃないかと思いました。
サラダチキンの丸ごとかぶりつき✨今度やってみよう
そして、デザートに通販サイトで頼んだ、低脂肪のロールケーキ(*´▽`*)
当時、かなり食事に気をつけていたので、半年以上ぶりにロールケーキを食べれて大感動しました!!横にリンゴ(缶詰)を添えています。
いいな!でも低脂肪なロールケーキなんてなかなか売ってないし、自分で作れるようになりたいな~
翌日。
イヴですね
だけど、わたしは
検査食!
という川柳を作ったほどです。。(*´ω`)
ぞうすいやうどんを作って食べました。
そしてクリスマス。
大腸カメラをして、新しく試すことになったお薬が私のクリスマスプレゼントとなりました。笑
クリスマスといえばチキン、グラタン、シチュー、ケーキ・・・などなど
IBDであっても、体調次第ですが、工夫をすれば食べれるんじゃないかなと思います。手作りのケーキなんて憧れますね!
今年のクリスマス、みなさんが楽しめますように願っています☆
リ、リノさん。僕、イベント前に大腸カメラ前になったら、必ず今日の話しを思い出して乗り切ろうと思います( ノД`)シクシク…
リノさん、まさにリアルなレポをありがとうございました!
私からは皆さんへ、ケーキの紹介とポイントをプレゼントしますね!今年のクリスマスの食卓が、皆さんにとって楽しめますように☆
クリスマス素敵なケーキ特集
優花さんレシピ「ロールケーキ」
脂質14.2g/人!生クリームやバターが含まれていますが、家族や自分へのご褒美にいかがですか^^
マイメロママさんレシピ「バター不使用 豆腐ガトーショコラ」
脂質7.1g/人!息子さんへの愛が詰まったしっとりケーキです。
なちさんレシピ「イチゴと黄桃のチーズテリーヌ」
なんと脂質1.7g/人!とっても華やかでパーティや特別の日にピッタリのケーキですね。
・体調が悪い時は生クリームやバター、チョコレートは控えてね
・狭窄がある方は、小さな種がある果物(いちご、キウイ、ブルーベリーなど)は控えてね
・グルテンを含む食品で体調を崩しやすい人は、グルテンフリーのケーキをえらんでみてね
いま脂質制限中だったからめっちゃ嬉しいレシピ情報!僕と同じ疾患の患者さんが作ってるから安心する。体調に合わせて選んだらいいんだね。
そうですね。病気と長く付き合うコツは、自分の体調をしっかり知ることですね(^^)
グッテレシピには、ここでは紹介しきれなかったケーキレシピがまだまだありますよ!ぜひ一緒にチェックしてみてください🎵
監修者
宮﨑 拓郎
米国登録栄養士|公衆衛士学修士
Academy of Nutrition and Dietetics (米国栄養士会)所属 Registered Dietitian (登録栄養士)。ミシガン大学日本研究センター連携研究員。アメリカミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。大学病院等での勤務を経て米国登録栄養士取得。同大学病院消化器内科で臨床試験コーディネーターとして低FODMAP食の研究等に従事。帰国後コロンビア大学監修クリニックなどで保険適応外栄養プログラム立ち上げ、食事指導などに従事。講談社より「潰瘍性大腸炎・クローン病の今すぐ使える安心レシピ 科学的根拠にもとづく、症状に応じた食事と栄養」などを共著にて出版。ニュートリションケアなど管理栄養士向けの執筆多数。
執筆者
福多 小夏
管理栄養士
元病院管理栄養士。急性期病院に勤務し入院患者さんの栄養管理や主に生活習慣病患者さんへの栄養指導に従事し1人体制の栄養科で病院内を毎日駆け回る。子供の妊娠を経て夫の海外赴任のタイミングで病院を退職し子育てを経てグッテでの勤務を開始。親しみやすく、寄り添えるような管理栄養士になれるよう努めていきたいです。中学生と小学生の子どもを持ち、フレンチブルドッグをこよなく愛する2児の母です。