
執筆者:ヤナさん(IBS当事者)

かおりさん
管理栄養士のかおりです!
今日はヤナさんに「スーパーで買えるスパイス×食材ベスト組み合わせ」を解説してもらいます!

IBSガス型
こんにちは~、ヤナです!
早速、夏にぴったりのスパイス使いこなし術をシェアしていきますね♪
夏。食欲が落ちがちなこの季節に、ふわっと香るスパイスの香りに食欲が湧いた!なんて経験はありませんか?低 FODMAP食を続けていると、選べる食材や調味料に限りが出てくるもの。でも、そんな中でも料理に“楽しい広がり” を持たせてくれるのが、スパイスという存在です。
スパイスというと「難しそう」「本格的すぎて無理」と思うかもしれません。でも、実は家庭で手軽に使えるものも多く、組み合わせしだいで食材の魅力を引き出してくれます。今回は、 低FODMAPの制限中でも安心して使えるスパイスと、食材との相性や使い方のコツを紹介していきます。
↑詳しくは画像をクリック
スーパーで買える!スパイス×食材の組み合わせ
クミンシード(ホール or パウダー)

マスタードシード(ホール)

ターメリック(パウダー)

パプリカパウダー


IBSガス型
スパイスをひと振りするだけで、味わいが格段にアップしますよ!

かおりさん
スーパーで気軽に買えるスパイスで、手軽に楽しんでみてくださいね。
低FODMAP食のスパイス一覧

かおりさん
私からは低FODMAP食の方が取り入れることが出来るスパイスについて、解説します。
多くのスパイスは低FODMAPになります。
スパイスは単調になりがちな低FODMAP食のレパートリーに取り入れることで、食事に風味を加え、食が豊かになります。
上記で紹介した4種に加えて、低FODMAP食として使えるスパイスは以下のとおりです。
ヒング(アサフェティダ)、アジアンチャイブ、ガラムマサラ、カレーリーフ、カレー粉※、コリアンダーシード、黒コショウ、シナモン、ショウガ、フェヌグリーク、フェンネルシード、チリ(唐辛子)、など
※カレー粉にはにんにくが含まれている場合があるので原材料名を要確認
チリ(唐辛子)の注意点
チリなど赤唐辛子に含まれる辛み成分(カプサイシン)は、お腹に刺激を与え、過敏性腸症候群(IBS)の症状を悪化させることがあります。辛いものを食べてお腹の不調が出る方は、量を少なめにして様子を見てみましょう。*1
まとめ

IBSガス型
今回のコラムはいかがでしたか?
低FODMAP対応の定番スパイス(クミンシード、マスタードシード、ターメリック、パプリカ)と、それぞれの食材とのベストな組み合わせや使い方のコツについてまとめました。

かおりさん
次回は「ホールスパイスとパウダースパイスの違い」──香りの立ち方や使い分けのポイントをヤナさんにご紹介いただきます。どうぞお楽しみに!
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監修者

井本かおり
管理栄養士|日本栄養士会食
物アレルギー分野管理栄養士
管理栄養士として、病院、行政(学校給食)、こども園で主に献立作成、栄養指導、食育などに従事。家では過敏性腸症候群(IBS)の息子と一緒に低FODMAP食事療法を実践中。忙しい時にでも簡単においしく出来るレシピが得意です。
執筆者

ヤナさん
会社員
社会人2年目からIBS(ガス型)とSIBOの症状に悩まされ、低FODMAP食歴は今年で7年(最近はゆるめ)。
食事のたびに体調を崩す日々から、思いきって食事を見直したのが始まり。
スパイスから得た工夫や発見を、「たのしく」「安心」「おいしい」食卓のヒントとしてシェアしていきます。
参考文献:
*1 Using herbs & spices on a low FODMAP diet https://www.monashfodmap.com/blog/using-herbs-spices-low-fodmap-diet